早速DELE SUPERIOR対策。
今回はDELEのExpresión oral(口答試験)について。
ご存知の通り、配点が30点もあるのでここでの得点が合否にかなり響いてくる。
試験は試験官2名で行われるけど、一人が進行役でもう一人は受験者の視野に入らないところで採点をする係り。
まずは試験に入る前に「どこから来たか」とか「どうやって試験会場まで来たのか」などなどのお決まりの会話から入る。この部分は試験ではない(つまり採点されない)のでウォーミングアップだと思えばいいと思う。
私の場合、話し始めたらすぐに「あなたのスペイン語はとてもうまいですね。(←こうやっておだててくれるんですね^^)どこでスペイン語を学びましたか」と聞かれたので「学んだと言うよりも、仕事でメキシコとドミニカ共和国にいたので必要に迫られて身につけました」と言うと「メキシコのどこですか」と聞かれた。「Cuernavacaと D.F.です」と言うと「Cuernavacaはとてもいい街ですね」と言われたのでびっくりした。と、言うのもメキシコ人なら誰でもCuernavacaを知っているけど、メキシコ以外だとそこまで知名度はない。
なので、驚いて「Cuernavacaを知っているのですか」と聞くと「私はD.F.出身なのでよく週末に行きましたよ」・・・って、ことは、あなたメキシコ人なんですね!!
この試験官を見た瞬間スペイン人でないのはわかったけど、ペルー人かな・・と思ったのですが、まさかメキシコ人とは!私ってラッキー♪
この時点で、「この試験、もらった」と確信。
実際、30点満点中なんと30点だった・・つまり、満点でした。ま、これには私のほうがびっくりしたけど。ただ、採点したのはこの試験官じゃないのでもちろん、メキシコ云々は関係ない。ただ、精神的に楽だったと言うのと、メキシコ人相手ならどう会話を展開させていけばいいのかが読めるので私にとってはメリットは大きかったと思う。
と、言うことで必ずしも試験官がスペイン人とは限らないわけです。ちなみにもう一人の試験官は間違いなくスペイン人だったと思います。と、言うのも午前中の試験で指示を出していたのが彼で、その話し方は典型的なスペイン人のスペイン語だったので。
さて。
肝心の試験内容。
まず、2枚の対照的な写真を見せられます。今回は「消防士」と「オフィスワーカー」の写真だった。その写真をまずスペイン語で説明してくださいと言われた。
その後、「この2枚の写真の共通点と相違点を述べてください」と言われた。
そして「自分ならどちらの仕事のほうがいいですか。そしてそれはなぜですか」・・と言ったような質問をされた。
試験官からも時々突込みが入る。それに対しても自分の考えを述べないといけない。
以上が第一部。
第二部は複数の質問や格言のようなものが書いてある紙を出される。その中からひとつ選んで自分の意見を述べる・・と言うものだった。
私が選んだのは、「幸せとは幸せの渦中にいるときは気がつかないものであり、過ぎてから気がつくものである」・・と言ったような言葉だった。この意見に関してまず自分が「賛成」なのか「反対」なのかを述べ、その後それはなぜか・・と言うのを展開させていかないといけない。こちらも当然試験官の突込みが入る。
会話試験で一番重要なこと。それは「ミスを犯さないこと」。
これは作文にも言えることなのだけど、DELEの試験は「減点方式」なのです。なので、ミスを犯すたびに減点されていきます。
つまり、高尚なことを言おうとして間違えるより、言いなれた表現や正しく言えると自信のある言い方を選んで言うことが最も重要だと思います。
そして、会話の内容そのもののレベルが問われているわけではないのです。内容よりもあくまでも受験者が会話においてスペイン語がきちんと運用されているか・・という点を見ているのです。なので、自分の意見が高尚なものである必要はないし、試験官が同調していなくてもこれも関係ないと思います。ただし、表現方法としてはSUPERIORなので、
簡単すぎる表現はよくないです。そして、論理的であることとや主張の一貫性も問われます。また言いよどまずに流暢に言えるよう練習が必要だと思います。
そして、結局重要なことは文法やイディオムなどでミスを犯さないこと・・これにつきます。
あと、確証はありませんが「間違えても正しく言い直せば減点されない」と言うのを聞いたことがあります。なので、間違ったと思ったらもう一度言い直してみる価値はあると思います。
以上から考えると口答試験の対策として、逆説的ですがきっちりと文法を身につけること。あとは、意見の言い方などはある程度決まった言い方があるので事前に抑えておくこと。
テレビ番組などでの討論などを見てパターンを知っておくこともいいのではないかと思います。後、問題集で実戦だと思って自分で意見を言ってみるという練習も必要だと思います。そして、もしまわりにスペイン語ネイティブの友人・知人がいるのであれば、間違えたら指摘して直してもらうようにお願いしてみるのがいいと思います。スペイン語圏、とりわけラテンアメリカ人は人のミスをなかなか指摘しないですからね。
口答試験と言っても要は発話におけるスペイン語運用能力だと割り切って見れば他にもいろいろ対策方法はあると思います。
この本は口頭表現の試験にも役立つフレーズがいっぱいあって、お勧めです。
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