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  Frijolero  -  2006.03.12.Sun / 20:43 
前回の続き。今日はちょっと重いテーマ。

Gringoと聞くと思い浮かぶのはfrijolero
Frijolero(あえて訳すと「豆野朗」ってとこかな)とはメキシコ人を馬鹿にした言い方。
そこで、Molotovの有名なこの曲「frijolero」で解説。
「百聞は一見にしかず」ということで、PVを貼っておくので曲を聴いてみてください。
歌詞も張っておくので聞き取れないところは歌詞を見てくださいませ。
ちなみにMolotovは痛烈な社会風刺で熱烈な支持を得ているグループなのだけど、メキシコの社会事情やスラングなどがわからないとちょっと理解しずらいかな・・なので、曲の前に少し解説。

Hasta la madreはいくつか意味があるけど、ここでは「うんざりだ」の意味
Meter las narices「口を出す」「首を突っ込む」などの意味。一般的なスペイン語なのでメキシコ以外でも使う。
Feriaはメキシコのスラングで「お金」の意味。
Puñeteroは「ひどい奴」と言った感じ。 ちゃんとしたスペイン語だとmalvado
culeropuñeteroとほぼ同じだけどこっちのほうがよく使う。
Pinche は英語で言うところのfuckin’に近い。
Chingadoは「くそったれ」と言ったところ。放送禁止用語です。
Wetbackは不法入国者のこと スペイン語の俗語ではmojado

この曲はメキシコ人の心情、つまり国境を越えていくことは自分の家族や過去を「置き去り」にすることであることを代弁し、かつアメリカへの痛烈な批判をこめた曲なのです。(アメリカがメキシコから不当に土地を奪ったことやメキシコ人がドラッグを栽培し売りさばいているとアメリカは言うけど、実際はアメリカが消費していることやアメリカが戦争を利用して経済成長を遂げ世界をコントロールしようとしていることなど)


Frijolero - Molotov (del disco: Dance Dense and Denso)
Yo ya estoy hasta la madre de que me pongan sombrero
escucha entonces cuando digo no me llames frijolero!!!

Y aunque exista algún respeto no metamos las narices
nunca inflamos la moneda haciendo guerra a otros países
Te pagamos con petróleo e intereses nuestra deuda
mientras tanto no sabemos quien se queda con la feria!!!
Aunque nos hagan la fama de que somos vendedores
de la droga que sembramos ustedes son consumidores!!!

Don't call me gringo, You fuckin beaner
stay on your side of that goddamn river
don't call me gringo, You beaner!!!

No me digas beaner, Mr. Puñetero
Te sacaré un susto por racista y culero.
No me llames frijolero, Pinche gringo puñetero.
Chingado!!

Now I wish I had a dime for every single time
I've gotten stared down For being in the wrong side of town.
And a rich man I'd be if I had that kind of chips
lately I wanna smack the mouths of these racists

Podrás imaginarte desde afuera, ser un Mexicano cruzando la frontera, pensando en tu familia mientras que pasas,
dejando todo lo que tu conoces atrás.
Si tuvieras tu que esquivar las balas de unos cuantos gringos rancheros Les seguirás diciendo good for nothing wetback?
si tuvieras tu que empezar de cero.

Now why don't you look down to where your feet is planted
That U.S. soil that makes you take shit for granted
If not for Santa Ana, just to let you know
That where your feet are planted would be Mexico
Correcto!!!!

Don't call me gringo, You fuckin beaner
stay on your side of that goddamn river
don't call me gringo, You beaner!!!

No me digas beaner, Mr. Puñetero
Te sacaré un susto por racista y culero.
No me llames frijolero, Pinche gringo puñetero.

もちろんメキシコ人に友好的なアメリカ人もいれば、アメリカ人に好意的なメキシコ人もたくさんいる。
だけど、Porfirio Diazのあまりにも有名な言葉「Pobre mexico tan lejos de Dios tan cerca de Estados Unidos」に現れているようにメキシコとアメリカの間には米墨戦争時代からの複雑な関係とそれに伴う複雑な心境があるのもまた事実。

そして、今はメキシコ人の不法入国や不法就労者の問題がある。
Molotovの曲の中でもメキシコ人の心情を代弁するとともに、アメリカ側の本音を垣間見せている。

このメキシコ人不法滞在者問題に関してはこんな映画もある。
Un Dia sin MexicanosUn Dia sin Mexicanos

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この映画はカルフォルニア州にいるメキシコ人がある日突然姿を消してしまい、レストランはお皿を洗う人がいないので汚れ放題。野菜や果物を収穫する人がいなくなって食べ物がなるなる・・などなど、「アメリカ人のやりたがらない仕事」を支えてきたメキシコ人がいなくなるとどうなってしまうのか・・というのをブラックユーモア込みのコメディとして表現した作品。

アメリカではとにかく酷評された映画で、私は全部見ていないのでなんともいえないのだけど、アメリカにおけるメキシコ人の存在の大きさを知るにはいい映画なのじゃないかと思う。ちなみにこの映画の監督Sergio Arauは映画のみならず、ミュージシャンでもありアーティストでもあるマルチな人で、Café TacubaやGran SilencioなどのPVを手がけていることでも有名。映画はともかく、私は彼の絵がとても好き。

メキシコ人がアメリカに不法入国するときにもっとも選ばれている場所はソノラ砂漠なんだそうで、ここで毎年死者が出ている。
私はかつてそのソノラ砂漠のすぐ北側、つまりアメリカ側(アリゾナ州)に住んでいたことがあったのだけど、その1年後、今度は南側、つまりメキシコ側から国境を眺めることになった。
同じボーダーでも、どこから見るのかで全然ちがうのだと改めて思う。

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テーマ:スペイン語 - ジャンル:学問・文化・芸術
from 亀

Un dia sin Mexicanos、だいぶ前だけど見ましたよ~。
そうか、アメリカでは酷評なのか、あっはっは!
そりゃま~そうだろうな~、こんなの見て、うんうんと喜ぶほどアメリカ人はマゾ体質じゃないでしょう~。
でもマジメに考えないと、そのうちホントにとばっちりが来る、ってところまでは思い至らないんでしょうかねえ?

シティのセントロのカフェ・タクバ、昔下宿のおばちゃんが好きで何度か行きましたが、
これがその監督だったとは知りませんでした!
そうだったのかぁ~。
いや、いろいろ勉強になります。

2006.03.13.Mon / 01:55 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from chamoy

さすが、亀さん!Un día sin Mexicanosもうご覧になってたんですねー。
着眼点は面白いと思うんですが、やっぱりアメリカ人から見たら気に食わない映画でしょうね~。

そうそう。café tacubaは残念ながらそちらの(レストラン)café tacubaではなく、musicosのほうなのですが、私もよくあの辺通るんですが、ああいうレストランは貴重ですよね。日本から友達が来たら連れて行きたくなるところですよね。

亀さんはD.F.にも住んでたんですね!

2006.03.13.Mon / 10:57 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from 亀

あはっあははっ、PVってなんやろな~、と思いながらわからないまま書き込んだのがばれてしまいました~!
てっきりレストランのデザインとか内装か何かかと思って(自分で爆笑。
そうそう、ミュージシャンもいるんでしたね!

映画は、ミクシィに当時ちょっと感想書いたんですが、去年の1月ですね。
こちらではいち早く!!レンタルに入ってました(笑。

DFには半年×2回住んだんですよ~。
一回目はUNAMの語学コースに通った半年。レストランタクバに行ったのはその頃。
それからカリブ海の研究所に2年ほどいて、DFに戻ったんですが、
ダンナが一人暮らしに音を上げたんでカルメンに戻りました(笑。

レストランタクバ、オシャレでいいですよね~。
私もまた久し振りに行ってみたいな~。と思い出しました。

2006.03.13.Mon / 12:16 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from chamoy

musicosのcafe tacubaもあのレストランから名前をとったくらいなので、本家はレストランのほうですね^^
私はあの辺(ZOCALO周辺)に住んでいたことがあったので、今でもD.F.で一番愛着のあるエリアなんですよねー。

CARMENってCAMPECHEのCd.de CARMENですよね?私CAMPECHE行ったことないので興味があるのですよね。地図で見るとTABASCOやCHIAPASに近くておもしろそう!

2006.03.13.Mon / 19:27 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from luna

わたし、昨日の野球の試合を見て(日本対USA)か~な~り頭に来てます。(見ました?)
「ピンチェ グリンゴ!」と叫びたくなっちゃいました。メキシコの解説者も絶対おかしいと言ってました。メキシコ人がアメリカが嫌いなのには深ーいわけがあるんですよね。

2006.03.14.Tue / 00:26 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from chamoy

lunaさん
日米戦、もちろん観てましたよ~。
WBC関連は自分の別のサイトのほうにいろいろ書いているところです。
そこまでして勝ちたいか、アメリカ・・と言う感じで意地汚かったですね、あれは。

個人的には私の一番の感心は当然ドミニカ共和国です。プエルトリコに負けて冷や冷やしてたら、見事キューバに勝ったので、とりあえず安心しているところです。

メキシコでは野球は国民全員が好きというわけじゃないけど、ドミニカ共和国は野球王国ですからねー。今、すごい盛り上がってますよ~、ドミニカ共和国は。

あ、スペイン語に全然関係ない方向へ・・。
とにかく、ドミニカ共和国の優勝を楽しみにしている私です。

2006.03.14.Tue / 09:08 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from dimelo

chamoyさん、ご無沙汰してます。
歌詞拝見しました。アメリカに対するこういう見方は、対象・事象は違いこそすれ、スペインそして広くヨーロッパにもあると感じます。一方我が国には・・・こういう健全な批判精神がもっと普通にあっていい、と思いました。
PS.先日、メキシコ人&日本人夫婦と食事をした際、メキシコ人の奥さんが子供に“!Aga'rralo, mamacita!”って言ってました。mamacita、メキシコって感じがしましたです。

2006.03.14.Tue / 09:47 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from chamoy

dimeloさん
こちらこそ、ご無沙汰しています<(_ _)>
ご訪問、ありがとうございます!

確かにヨーロッパも全体的に反米ですよね。
考えてみればこれだけ無条件で親米なのは日本くらいなものかもしれないですね。アメリカと友好な関係にあることはそれはそれでいいと思いますが、日本の場合、もう「主従」の関係ですもんね。情けないです。

mamacitaは確かにメキシコっぽいですね。
そういえば、ある方が「メキシコ人が自分の両親にpapá, mamáと言っているのを聞いてびっくりした。スペインでは大の大人がpapá, mamáと言うことはない」と書いてらっしゃるのを見て逆にびっくりしたのですが、スペインではこういう言い方はしないのでしょうか??

では、またのお越しをお待ちしていますe-68

2006.03.14.Tue / 13:01 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from Gabby

以前、アメリカへ移住した人の本のなかで既に当時からメキシコ人が期間労働者みたいにして働いていたのが書かれた本を読んだことがあります。

なかなか、このアメリカへ対する思いは、国によって違うけど、きりたくても切れないメキシコとアメリカの関係は、結構重いですね。。

2006.03.14.Tue / 23:11 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from chamoy

Gabbyさん

私はアメリカ留学時代アメリカへの日系移民について調べていたのですが、日系移民も最初はほとんど農業に従事していたので、メキシコ人と一緒に働くことが多かったみたいですね。

ブラジルやアルゼンチンなど南米の大国も反米感情が強い国だと思うのですが、メキシコの場合国境をはさんでいる分、両国の関係を更に複雑にかつ根深いものにしているように思います。

2006.03.15.Wed / 10:08 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from touchan

大学時代カリフォルニアのOrange Countyに住んでいたんですが、そこはメキシコ移民が沢山いるところでした。 けど、大学にはその系統の人はとても少なかったです。 学業よりも仕事が重要だったんだろうと思います。 イタリア移民等の様に、時間と共にmainstreamに入っていけると楽観しているのですが、そうもいかなでしかね?

2006.03.21.Tue / 10:00 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from chamoy

touchanさん
今後もアメリカにおけるヒスパニック系人口は増え続けるでしょうし、(出生率も高いですしね)彼らの存在・影響力は強くなっていくとは思いますが、やはり数だけではなく、いかに政治力を持つかが今後の鍵でしょうね。ロス市長もメキシコ系ですが、こういう人がもっと出てくるとかわってくるのではないかと思います。

2006.03.21.Tue / 13:41 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
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