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  gringo?  -  2006.03.09.Thu / 11:02 
gringoはかなりメジャーな俗語だと思う。スペイン語がろくに出来なかった頃の私ですら知っていた単語だったし。この言葉はメキシコだけじゃなく、おそらくラテンアメリカ各国で幅広く使われている言葉だと思う。ただし、「誰」に対して使う言葉なのか・・と言う点においては若干違いがあるように思える。

最近目にした記事にはチリではgringoというのはもともと「米国人」と「ドイツ人」に対して使っていたものらしい。
私の知る限りメキシコとドミニカ共和国ではgringoは「米国人」を指す。ただし、「米国人」なら誰でもgringoなのかと言うと、そうではなく、「米国人」かつ「白人種」でないとgringoとは呼ばれない。いくら「米国人」でも有色人種には使わない。
ただ、見た目だけで「米国人」かどうかわからないことも多々あるので、単に「白人種」と言うだけでgringoと言われることは多々ある。
そして、もともとはgringoの条件としてrubio(金髪)である・・と言うことも含まれていたのだけど、現在では金髪であるかどうかは問われていない。
現に私の友人はユーゴスラビア人で、かつ金髪じゃない(黒髪)けど、街を歩けば「gringa、gringa」と言われてうんざりだ!と言っていた。(ドミニカ共和国での話)

うんざりする・・と、いう言葉からわかるとおり、gringoと言うのは「米国人、あるいは白人種への蔑視」の言葉なのです。とりわけ、メキシコのようにアメリカと国境を接していて複雑な関係にある国ではgringoと言う言葉をよく使う。
単にgringoという単語だけではなくてagringar(se)という動詞までよく使う。これは「アメリカナイズドされた」とか「アメリカかぶれする」と言ったような意味だけど、ネガティブなニュアンスで使われている。

さて。
このgringoと言う言葉はどこから来たのか?
これに関してはなぜかみんなよく知っている。私も何人もの人から聞いたことがある。
その由来とは・・

米墨戦争(1845-1847)の時、米兵のユニフォームが緑色だったので、メキシコ人が米兵に対して「Green Go Home」と言ったことから来ている
↑これはよく耳にしていた説。でも、最近知ったのだけどじつはこの説はありえないんだそう。と、言うのも米墨戦争時の米兵のユニフォームの色は「青と水色」だったんだそうです。

その他の説として
米墨戦争時、米兵がよく歌っていた歌が「Green Grow the Lilacs」で、これがgringoになった。
↑これも聞いたことがあるなぁ。

米墨戦争時、米兵部隊はユニフォームの色で部隊を分けていたそうで、緑色の部隊の指揮官が前進を指揮するとき「Green Go」と叫んでいたのでメキシコ人が米兵をGringoと呼ぶようになった
↑でも、これも米兵のユニフォームが緑ではなかったのならありえない・・ってことですよね?

以上は米墨戦争関連だけど、他にも・・
中米にあった大きなバナナプランテーションの所有者の苗字がGreenで、労働者がこの所有者に反発してGreen Go Homeと叫んだことから
・ ・と、言うのもあった。

以上の説はどれもgreenに由来しているのだけど、今回読んだ記事には個人的にはとても興味深いことが書いてあった。
gringoと言う言葉がスペイン語の書物に現れたのは18世紀にまでさかのぼる。
意味は「スペイン語を話すことが(あまり)出来ない外国人」と言う意味。
どこから来たかと言うとgriego=ギリシャ人
griegoがgringoになったと言うこと。
↑なるほどね。これは興味深い。個人的に思うのは、もともと存在していた「(スペイン語を解さない)外国人」と言う言葉であるgringoがラテンアメリカで「米国人」を指すようになっていった・・と解釈するのが一番自然な気がする。

う~ん、ひとつの言葉の影に歴史あり。

そして、gringoとくれば、 frijoleroの話を書こうと思ったのだけど、長いので次回にします。

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テーマ:スペイン語 - ジャンル:学問・文化・芸術
from danpeii

面白いですね。griegoから来ているという説は初めて知りました。でも、少し不思議におもうのは、スペイン語ではgriegoとは言わず、greco (cf. El Greco)とギリシア人のことをよぶので、そうするとgringoから少し音が外れるような気がするのです。

gringo関連では、私は米国のことを「gringolandia」と呼ぶのが面白いと思うのでした。

2006.03.09.Thu / 15:18 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from chamoy

こんにちは^^
ご存知の通り、私はスペインのスペイン語に疎いので(^^;現在のスペインでgrecoとgriegoのどちらが使われているのかはよくわからないのですが、私の知っている範囲内ではラテンアメリカではギリシャ人やギリシャ語をあらわすにはgriegoを使います。
確かにEl grecoの名前の由来を考えてもgrecoという言葉もありだとは思うのですが、このgringoがgriegoから来ているというのは、1800年代後半までさかのぼる話なので、当時のスペインでは恐らくgriegoの使用のほうがgrecoより優勢だったのではないかと思います。

ちなみに。
「ちんぷんかんぷんだ」という表現は「Eso es griego para mí」とgriegoを使っています。(もっとも現在ではgriegoよりchinoのほうが一般的ではありますが。これも中国人の世界進出が進んだからですよね)なので、私個人としてはgriego からgringoと言う表現が出たのでは・・と言うのは説得力があるなぁ・・と思ったわけです^^

そう、gringolandiaと言う言葉についても書こうと思ったのですが、私的見解ですが「~landia」というのは大体が蔑視でメキシコシティーのこともchilangolandiaと言いますもんね。

2006.03.09.Thu / 15:52 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from danpeii

なるほど。。。。(すばらしい解釈ありがとうございました!!)

最後にchilangoについてふれて下さっているので、またchilangoの用法などについても、是非、生の紹介をよろしくお願いいたします!

2006.03.09.Thu / 16:12 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from chamoy

いえいえ^^
スペインのスペイン語に詳しいdanpeiiさんのコメントは私にとっても勉強になります。
今後もよろしくおねがいします<(_ _)>

chilangoの言葉に関してですが、今ちょうどその話をまとめている最中なので、近日中にUPしますので、また見に来てくださいe-68

2006.03.09.Thu / 16:37 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from chicomecoatl

chamoy さん

以前cielito lindoのほうにお邪魔したことのなるchicoです。

私は(たぶん誰かが作ったと思うのですが・・・)
ドル札の色が greenからきたというのを聞きました。でもドル札はGoより、来て欲しい?から違うとおもいました(笑)が、一応説として書いてみました。

また私も最近”me suena en chino”(ちんぷんかんぷん)について、辞書(広辞苑)でみると「ちんぷんかんぷん=珍紛漢紛・(略)」は、もともと儒者の用いた漢語をひやかした、もしくは、長崎の人が、紅毛人のわけのわからないことばや、それを言う人にたいして、つかった。ということで、
これって、直喩か隠喩かだけで、一緒じゃんって感動していたところです。

すごく充実していてタメになるこちらも楽しみにしていますね!こちらでもよろしくお願いいたします。

2006.03.12.Sun / 07:35 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from chamoy

おおっ!chicoさん!お久しぶりですe-68
遊びに来ていただいてうれしいです。

あのブログはもう開店休業状態なのです。もともとドミニカ共和国にいる間のブログだったので、今後はメキシコ生活に向けて新しいブログでやるつもりです。
ここA TODO DARは今後も細々とやっていくので、また遊びに来てください。お待ちしています。

さて。
確かに米ドル札はbillete verdeですね。
でも、確かに同じgreenでもそっちのgreenはwelcomeですよね^^;
思うにスペイン語圏では「緑」ってネガティブなイメージがあるので、それとももしかすると関係あるのかな?と。

それにしても「ちんぷんかんぷん」って「珍粉漢粉」だったんですねー。驚きです。そして、やっぱり「中国(語)」が共通なところもおもしろいですね。
いやぁ~、意外なところでつながるもんですね。

2006.03.12.Sun / 12:46 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from danpeii

たしかに、viejo verde(DELE必出)はエロジジイという意味ですね。スペインに行くまで聞いたこともありません。これをもじって、ハイネケンはスペインのばるに「pienso en verde」というポスターを貼りまくっていたのを記憶しています。(これじゃなかった?)
要は、エロをverdeで表現しているわけです。日本人には実感がありませんが・・・

2006.03.12.Sun / 22:35 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from chamoy

そう、DELEってviejo verde出てきますね~。

メキシコの俗語で「ゲッ」って言う感じのときはiiverde!!って言うんですよね。(ちゃんとしたスペイン語だとiiQué mal!!ですね)

なんでiiQué mal!!がiiverde!!なのか?を考えてみたのですが^^;例えば一部のスペイン語圏でmierdaをmiércolesとソフトな言い方にかえて言うのですが、恐らくverdeはvergaから来ているのではないかと(すみません、お下品で^^;)。

大体「緑」って自然とかクリーンなイメージのある色だと思うのですが、スペイン語圏ではネガティブなイメージがある色だったりと、国(や民族)によって色に対して抱くイメージが違うと言うのは別の観点からおもしろなぁ・・と思うのです。

2006.03.13.Mon / 10:49 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from chicomecoatl

chamoyさん
覚えていてくださってうれしかったです。
さっそくメキシコ関係のほうにいきましたが、すごくためになります。ぜんぶ へえ~~~
って感じですよ!

ところで、
>>>大体「緑」って自然とかクリーンなイメージのある色だと思うのですが、スペイン語圏ではネガティブなイメージがある色だったりと、国(や民族)によって色に対して抱くイメージが違うと言うのは別の観点からおもしろなぁ・・

メキシコでは今ワールドカップのためか?
テレビザで、
ponte la camiseta, ponte la verde

っていつも流れています。メキシコではイメージが違うのかあ~って思っていたところで、書き込みました。




2006.03.27.Mon / 11:59 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from chamoy(管理人)

chicoさん
いらっしゃいませ♪

ponte la camiseta, ponte la verde
↑これ、copa mundialへ向けて「緑Tシャツ着て応援しよう」って感じでよく聞きますよね。
単にponerse verdeだとメキシコの俗語で「機嫌が悪くなる」というような意味ですが、この場合はla verde=camisetaのことなので、別物なんでしょうね。でも、やっぱりverdeを使った慣用句などはネガティブな意味合いのものがほとんどですね。

たまたまスペイン語圏での色に対するイメージという記事を目にしたら「白」が「老い」のイメージがある色だって書いてあって、これもびっくりしました。
イメージというのもなかなか奥が深いもんですね。

2006.03.27.Mon / 14:09 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from chicomecoatl

chamoy さん
またまた来ました。

>この場合はla verde=camisetaのことなので、別物なんでしょうね

てっきりメキシコではいいイメージなのかと思ってしまいましたが、勘違いでした。ありがとうございます。

ところで、verg@ といわずに、verdeというのや、con^o(VENなどの国)いわずに、conchaleなどという(メキシコではよく chin!といいますよね)は、言語学の名前(そういう現象に対して)があるって昔聞いたんですが、忘れてしまい、いろいろ調べたけれど、みつからなかったんです。もっと調べてみます。

また「白」というイメージについて、またへえって思いました。日本語でも(というかもともと中国?)、

青春、朱夏、白秋、玄冬・・・というふうに、季節と人生の季節をかけるということがあるなあって思い出しました。v-22

chamoyさんのこのブログでなんだか中国語(全然しらないですが)というか中国の偉大さを再認識したような感じですね・・・





2006.04.01.Sat / 14:47 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from chamoy(管理人)

conchale!・・ってベネズエラでも言うんですねー!ドミニカ共和国だけかと思っていました。やっぱりベネズエラとドミニカ共和国のスペイン語はかなり単語レベルでは近いですねー。一度ベネズエラに確かめに行きたいものです。
ドミニカ共和国にいると毎日conchale!と聞こえてきます。
あ、ちょっと話しそれますが、conchaは一般的には下ネタ用語ですが、ドミニカ共和国ではcalmaとか「怠け者」の意味で使います。
貝=怠け者・・と言う発想はなかなか面白いな・・と思うのです。

2006.04.01.Sat / 15:54 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
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