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  ややこしい解釈 グアテマラ版【追記あり】  -  2006.09.30.Sat / 05:23 
毎回スペイン語の地域差が気になる私は、メキシコに来てからも「この人はどこの出身か?」と言うのがかなり気になります。もう、どこ出身か確認しないと気がすまない状態です(笑)。国単位だとだいたいわかるのですが、メキシコ国内となると差が小さくなる分わかりにくかったりします。
でも、研究仲間の中にTABASCO州出身者がいて、彼の場合すぐ南のアクセントだとわかったけど、反対に北のSONORA州出身の研究仲間の場合、メキシコシティー出身じゃないのはすぐにわかったけど、どこかを特定するのはちょっと難しかったり。

で。
私の所属先は世界各国から研究者が来ているのでスペイン語圏以外の人もけっこういるのだけど、私が所属するグループの場合、非スペイン語圏出身者は私だけで、あとはペルー人、エクアドル人、グアテマラ人がいます。
毎回スペイン語圏の中でも同じ「スペイン語」と言ってもいろいろ「地域差」がある話を書いていますが、今日も懲りずに(笑)同じテーマで。

今日は研究仲間のグアテマラ人とその「スペイン語の地域差」を話していたのだけど、彼女からおもしろい例を聞いたのでそのことを書きます。

私の場合、メキシコでスペイン語を身につけてからドミニカ共和国に行ったのですが、その時思ったのは「自分の言っていることがまったく通じない場合より、違った解釈で通じることの方が問題だ」と言うことです。
例えば、以前にもこのブログで書きましたが、メキシコでは袋はbolsaだけど、ドミニカ共和国ではbolsaは「袋」は袋でも「男性の袋」だったりします。つまり、bolsaと言った場合違った解釈をされてしまうわけです。
この話(「自分の言っていることがまったく通じない場合より、違った解釈で通じることの方が問題だ」)をグアテマラ人の研究仲間にしたら、彼女も「まったくその通りだと思う」と言うことで、彼女の「グアテマラとメキシコで解釈が違うスペイン語」の話をしてくれました。

基本的にメキシコスペイン語とグアテマラスペイン語はかなり共通点が多く、彼女いわく「65%くらいは同じ」なんだそうです。
でも、大きく異なるのはcancelarの解釈。
彼女いわくグアテマラでは「会計をする(支払う)」と言う意味でcancelarを使うんだそう。
例えばレストランなどで会計をしたいとき「voy a cancelar」と言うんだそう。

メキシコではcancelar=キャンセルするなので、voy a cancelarと言うとキャンセルしますと言う意味になってしまうわけですよね。
でも、ある意味支払いを済ませていない状態(=借金がある)・・それを支払うことによってcancelar(キャンセルする)という解釈も成り立つかな・・とも思ったのですが、ややこしいかぁ・・。

【追記】
cancelarには①取り消す 解約する キャンセルする ②(債務を)全額支払うの二つの意味があるので、グアテマラでのcancelarは②(債務を)全額支払う・・の用法ということになります。


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  「豊満」な果物  -  2006.05.20.Sat / 12:56 
今日のネタは以前別のブログに書いたものを加筆修正したものです。

いつもこのブログでもスペイン語の地域差について書いているけど、どこでも大体共通だろう・・と思っていた果物の名前も実は地域によってかなり違う。

例えば、ラテンアメリカのスペイン語一筋で来た私はグレープフルーツのことスペインではpomeloと言う・・と言うの知りませんでした(汗)在ラ米6年・・一生この単語耳にする事なかったと思います。一応ドミニカ人にネイティブチェッ~ク!と言うことで聞いてみたら、「そんな単語、聞いたことない」・・やっぱり。

一度日本語のクラスで生徒が「杏」と言う漢字を書いて「これはなんと読みますか」と言うので「あんずだよ」と教えました。絶対漫画かアニメのキャラに「杏ちゃん」がいたのでしょう・・。で、「なんという意味ですか」と言うのでつい、「chabacano」と言うと、その生徒すっごい「????」って顔してました(笑)そう、chabacanoはメキシコ語。多分そうだろうとは思ったのだけど、albaricoqueなんて舌かみそうで言えない・・一回も言ったことないし。なので、つい使い慣れたchabacanoを使ってしまいました。

で、しょうがないので(?)chabacanoとは・・・とスペイン語ネイティブに対して説明をしようと思ったのですが「es como un durazuno chiquito・・・ちっちゃい桃みたいな・・」と言いかけてまた、はっ!となりました。と言うのも、桃はメキシコ語ではdurazunoで、一般的スペイン語はmelocotón・・・また通じなくなる~。ま、melocotónといえばいいのですが、とりあえずciruela(梅またはプルーン)といっておきました。

ドミニカ共和国に来てすぐの頃も果物の名前がメキシコと全然違う!と言うことで戸惑ってみたり・・。

例えば。
「バナナ」はメキシコ(や他のスペイン語圏)ではplatanoだけど、ドミニカ共和国は「バナナ」は通常4種類。platano verde , platano maduro ,guineo verde , guineo maduroとなります。platanoは調理用バナナなので生でたべません。
platano verdeは青い調理用バナナでこれでフライドバナナを作るのですが、激ウマです!芋にちかい味と食感です。platano maduroは verdeが熟して甘くなったものですが、甘くても生では食べません。これも調理して食べます。
ちなみにこのplatano maduroはメキシコにもありますがなぜか platano machoと言う名前・・。このことをドミニカ人に言うとみんな「がははは」と笑います。
私もメキシコ在住時、platano machoって言うのちょっと恥ずかしかったりしました・・・。
で、guineo verdeは普通のバナナですが、これも熟していないもので、調理して食べます。感覚的に芋のかわりですね。そして、 guineo maduroがやっと日本人の言う「バナナ」です。なので、ドミニカ共和国で「バナナ」が食べたければguineo maduroと言わないとありつけません。
ちなみにドミニカ共和国以外でもバナナの事をguneoと呼ぶ国はいくつかあります。

他にもドミニカ共和国(あるいはカリブエリア)特有の呼び方として・・chinola があります。maracuyá=パッションフルーツのことです。ニカラグアに行ったときはgranadillaって呼ばれてましたね。辞書を見てみるとパッションフルーツ=granadillaと書いてあるのでこれが一番一般的な呼び方なのかもしれません。メキシコではmaracuyáです。
で、ある日、うちの大学のカフェテリアでパッションフルーツのジュースを飲もうとして、つい「maracuyáのジュースちょうだい」と言うと、カフェテリアの人が??な顔して「あなたの国ではそう呼ぶの?」と聞いてきました(笑)

あと、今回maracuyáに関して書いてみて初めて知ったのですが、このmaracuyáという言葉、なんと辞書に載っていない!ちなみに私がみた辞書は「西和中辞典 小学館」「和西辞典 白水社」「LAROUSSE diccionario USUAL」 「THE UNIVERSITY OF CHICAGO SPANISH DICTIONARY」の4冊。
ネットで調べてみるとこのmaracuyáという名前はどうも学術名らしい。ふ~ん。

ニカラグアと言えば。
ドミニカ共和国にはlimoncilloと呼ばれる果物があります。
見た目はlimónを小さくしたような感じだけど、実はライチ見たいな感じ。なかなかおいしいけど、食べにくい。
で。あるとき、ニカラグアから来た友人が「あ、mamónだ」と言うのでびびった私。だって、mamónはメキシコのスラング。ridículoとかexageradoって意味。なんでlimoncilloがmamónなんだ??と思ったけど、ニカラグアのmamónにはメキシコ的スラングの意味はなく、単にmamarの普通の意味((乳を)吸う)から来ていると思う。で、limoncilloの実が食べにくくて「チューチュー」すわないといけないから、mamónなんじゃないかと・・。あら?品がない?いや、真面目に考察してみました。

しかし。
それ以上に驚いたフルーツがlechosa
何のことだと思いますか?これはpapaya=パパイヤのことです。
でも、私のスペイン語脳はこのように理解しました。lechosa=乳したたる、または豊満である。
なので、「うわぁ~、「豊満」フルーツ」と思ったのです(笑)

なんでもネイティブチェ~ック!をしないと気がすまない私は早速この解釈をドミニカ人に確認してみました。

すると、このような説明。
パパイヤを切っておいておくとパパイヤから乳白色の汁がでてくる。だから「lechosa=乳したたる」なんだよ。

うおぉ~、と言うことは、私の解釈、けっこう「当たり」ではないか!
ちなみに辞書(西和中辞典 小学館)の解釈は「乳のような 乳状の」とありました。

と言うわけで「豊満な」果物とは「パパイヤ」のことでした。

【追記】
あと、果物で面白いなぁと思ったのはドミニカ共和国ではオレンジの事をchinaといいます。(naranjaでも通じますが)なので日本人や東洋人がオレンジ食べていると「China(中国人)がchina(オレンジ)食ってる」なんてオヤジギャグを耳にしたり。
なんで、オレンジの事Chinaって言うんだろう??で、調べてみるとオレンジの原産地ってなんと!中国とインドなんですよね~。驚き。でも、オレンジは中国・インドから17世紀にヨーロッパに渡り、そこからアメリカ大陸に伝わったと言われています。なのに、スペインではnaranjaで後で伝わったドミニカ共和国ではchina・・・

ひとつの単語でもたどっていくと思いもしないところにたどり着いておもしろい!


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  iQué pedo!  -  2006.04.02.Sun / 01:28 
mixiを見ていて驚いたんですが、スペインではun pedazoのpedazoはpedo(おなら)のaumentativo(増大辞)と捉えられるので下品だ・・という話。今までラテンアメリカに住んでいてun pedazo(断片・一部・部分など) とかun pedazo de~と普通に使うし、そんな指摘をされたことはなかったし気がつかなかった。

と、言うのもメキシコではun pedazoよりun cacho(un cachito)を使うのが一般的であるということと、pedoの増大辞はpedazoではなくpedoteを使うので気がつかなかった訳です。
どの増大辞・縮小辞を使うかと言うのは地域によって違うし、そのニュアンスもちがったりとけっこうややこしいし、初心者にはそもそもその原型が何だったのかすらわからなくなると言うのもあってなかなか奥が深かったりします。


例えば中級スペイン文法によると縮小辞の場合-itoカスティーリャ地方を中心にスペイン語圏で一般的、 –illo アンダルシア、–icoアラゴン 、–ín アストゥリアス、–iñoガリシアで好まれて使われるとのこと。
でも、例えばメキシコでchicoの縮小辞としてchiqito ,chiquillo, chiquitín, chiquiñoと-ico以外は使うし、聞いたことがあることからしても必ずしも地域差だけではなく、そこには「ニュアンス」というこれまた外国人には難しい問題があったりします。

・・と。
今回は縮小辞と増大辞のお話ではなくて、pedoのお話。
pedoは「おなら」だけど、他の意味として「酔っ払い・酔っ払った」の意味もあるのです。
これはメキシコだけじゃなくて広い範囲で使われているようです。
以前メキシコではやたらpedoを使う話を書きましたが、メキシコでは挨拶に¿Qué pedo?といったりするし(下品だけど)、pedoにはproblema,dificultadと言う意味もあるので、No hay problemaと言うところをNo hay pedo.と言ったりします。(ただしこれも下品ではあります)

で。
酔っ払い・酔っ払った=borrachoのメキシコスラングにfumigadoと言うのがあります。
fumigadoはfumigarからなのですが、fumigarの意味は辞書には「燻蒸する 燻蒸消毒する」とあります。一般的には要するに除虫するために燻すといった感じで、日本で言うならシロアリ駆除のようなものにたいして使う事が多いのです。
Está pedoより Está fumigadoのほうがより酔っ払い度が高いというニュアンスがあるようですが、どちらも良く使われます。

さて。
一方ドミニカ共和国ではなんと言うか。
jumo=borrachera, jumado=borrachoと言うのがドミニカ共和国のスラングです。
ドミニカ共和国のスペイン語の大きな特徴としてHを使うべきところにJを使うというのがあります。例えばhambre=jambre, harto=jartoなのです。
なので、jumo=humo・・つまり煙なわけです。

と、言うことは!メキシコもドミニカ共和国も表現方法は違うものの「酔っ払う」と言う状態に「煙」という発想があるわけなんですよね。
これって、おもしろいなぁ・・と思ったのだけど、そんなことを面白いと思うのは私だけかもしれない・・。

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